日本の夫婦の約7割が直面する「セックスレス」という現実

日本人のセックスレスの割合。セックスレスになりやすい傾向と対策。レスでも仲好し夫婦の共通点

日本の夫婦の約7割が直面する「セックスレス」という現実

こんにちは!パートナーシップコーチの渡邉です。

夫婦仲は良いのに、気づけば夜の生活がなくなっている…。そんな「セックスレス」に悩んでいる夫婦は、実はとても多いと言われています。

これは決して特別なことではなく、どんなに仲が良い夫婦にも起こり得ること。「うちだけかな?」と不安になっている方も、少なくないはずです。

今日は、セックスレスをテーマにお話ししていこうと思います。

最新データが示すセックスレスの実態

実際に、国内の調査データがその現実を如実に物語っています。

2023年にレゾンデートル株式会社が行った4,000人を対象とした大規模調査では、既婚者の68.2%がセックスレス傾向にあることが判明しました。このうち、43.9%が「完全なセックスレス」、24.3%が「ややセックスレス」という結果になっています。

また、2024年のジャパンセックスサーベイでは、月1回未満しか性交渉をしない夫婦が64.2%にのぼることも明らかになっており、以前の2020年調査の51.9%から年々増加傾向にあることがわかります。

つまり、日本の夫婦の約7割がセックスレス傾向にあるというのが現実なのです。

セックスレスの原因はさまざま

セックスレスになる理由はひとつではありません。調査データから見える主な原因は以下の通りです。

最も多い原因:疲労とライフステージの変化

男性では「仕事で疲れている」が35.2%と最も多く、女性の場合は「性欲減退」と「疲れ」が大きな要因となっています。

具体的には:

  • 育児や仕事の疲れ – 日常生活の疲労蓄積

  • 生活リズムの違い – 仕事や子育てによるすれ違い

  • 妊娠・出産の影響 – 女性の「性欲減退」と「疲れ」の大きな要因には「妊娠・出産」「育児疲れ」がある

  • 気持ちのすれ違い – 「家族(肉親)のように思えるから」(12.8%)、「出産後何となく」(12.0%)

  • コミュニケーション不足 – 日常の忙しさによる会話の減少

新婚夫婦にも多いセックスレス

驚くべきことに、結婚3年未満の新婚夫婦でも、完全なセックスレス状態の約6割(58.5%)が20代であることが明らかになっています。また、セックスレスになった時期は、結婚1年目~3年目が59.3%となっており、早い段階からセックスレスになるケースが多いことがわかります。

いくつもの要因が重なって、気づけば自然と距離ができてしまうこともあります。

セックスレス=不仲とは限らない

よく誤解されがちなのは「セックスレス=夫婦仲が悪い」というイメージ。でも実際には、セックスレスでも仲良しな夫婦もたくさんいます。

では、そのような夫婦にはどんな共通点があるのでしょうか?

レスでも仲良し夫婦の共通点3つ

  1. 日常で「ありがとう」を伝え合っている
    小さな感謝の言葉を欠かさない

  2. 相手の価値観を尊重している
    無理に変えようとせず、違いを受け入れている

  3. スキンシップや会話の時間を大切にしている
    ハグや雑談など、ちょっとした触れ合いを続けている

これらがあると「心の距離」は近く、性生活がなくても”仲良し”と感じられるのです。

ただし…「我慢」があるときは要注意

セックスレスそのものが問題というよりも、どちらかが我慢や不満を抱えている場合にすれ違いが深刻化します。

実際に、セックスレスによる離婚率は25.2%という調査結果もあり、放置すれば関係破綻のリスクもあることがわかります。

表面上は仲良く見えても、心の奥に「寂しい」「物足りない」という気持ちを隠していると、少しずつ関係に影響してしまいます。

セックスレスになりやすい傾向

調査から見えてきたセックスレスになりやすい傾向として、次のようなものがあります。

女性に多い傾向

  • 自分の気持ちを伝えにくい

  • 相手に任せすぎてしまう

  • 疲れやストレスを溜め込みやすい

  • コミュニケーションのすれ違いが多い

  • 自分の時間や楽しみを後回しにしがち

男性に多い傾向

  • 仕事のストレスや疲労を抱え込みやすい

  • 家庭でのコミュニケーションが不足しがち

  • 相手の気持ちの変化に気づきにくい

    もちろん、これは一般的な傾向であり、個々のカップルによって状況は異なります。

セックスレス問題への向き合い方

データが示すように、セックスレスは現代日本の夫婦の大多数が経験する問題です。重要なのは以下のポイントです:

1. 現状を受け入れる

7割近くの夫婦がセックスレス傾向にあることを知り、自分たちだけの問題ではないことを理解する

2. 根本原因を見極める

疲労、ライフステージの変化、コミュニケーション不足など、具体的な原因を特定する

3. お互いの気持ちを確認する

どちらかが我慢していないか、定期的に話し合いの場を設ける

4. 小さなスキンシップから始める

性交渉にこだわらず、ハグや手をつなぐなど、身体的な接触を大切にする

まとめ

セックスレスは特別なことではなく、多くの夫婦が直面するテーマです。仲良しな夫婦にも起こり得ることだからこそ、無理にタブー視する必要はありません。

調査データが示すように、日本の夫婦の約7割がセックスレス傾向にある現実を踏まえ、大切なのはどちらかが我慢を抱えたままにしないこと。その気づきがあるだけで、関係を守る大きな一歩になります。

実は、私自身も5年間セックスレスで悩んでいた経験がありました。その後、コーチングを学んだことをきっかけに改善することができましたが、この経験を通じて「同じように悩む人に届けたい」と強く思うようになりました。

具体的にどうやって改善したのかについては、次回の記事でお伝えしていきますので、気になる方はぜひフォローしてお待ちくださいね。

パートナーシップコーチ
渡邉明日香


参考データ

  • レゾンデートル株式会社「夫婦のセックスレスに関する実態調査」(2023年、4,000人対象)

  • ジャパンセックスサーベイ2024(5,029人対象)

  • 日本家族計画協会「ジェクス・ジャパン・セックスサーベイ2020」(2,918人対象)

  • 各種セックスレスに関する実態調査(2023-2024年)

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