こんにちは。 パートナーシップコーチの渡邉明日香です。
夫婦で話をしていると、
「なんで分かってくれないの?」
「どうして、そんな受け取り方をするの?」
そんなふうに感じることはありませんか?
私自身、以前は夫とのコミュニケーションで、何度もそう感じていました。
でも、コーチングを学び、自分と夫のコミュニケーションの違いを知ったことで、少しずつ見方が変わっていったのです。
今日は、私自身の経験を通して、夫婦のコミュニケーションについてお話ししたいと思います。
「話し方が柔らかい」と言われる私。でも、夫には伝わらなかった
私は、友人やこれまで一緒に働いてきた人から、
「明日香さんって、雰囲気が柔らかいよね」
「話しかけやすい」
と、よく言われます。
実は、私自身も相手を傷つけたくない。
空気が悪くなるのは嫌だ。
そんな思いがあるので、何かを伝えるときも、少し遠回しに、柔らかく伝えることが多いです。
でも、夫にはよくこう言われていました。
「何を言っているのか、分からない」
私は、ちゃんと伝えているつもりでした。
だから、そんなふうに言われると、
「なんで分かってくれないの?」
と、傷ついていました。
でも、コーチングに出会い、「コミュニケーションの癖」というものを知ってから、少しずつ見方が変わっていったのです。
自分と相手では、「伝わりやすい形」が違う
実際に、私は相手を傷つけないように、柔らかく、遠回しに伝える。
一方で夫は、結論や具体的なことを、シンプルに伝えてほしい。
そもそも私と夫では、
「伝わりやすいコミュニケーションの形」
が違ったのです。
それに気づいてから、夫に何かを伝えて、
「何を言っているのか分からない」
と言われても、
「夫は冷たい」
「私のことを分かってくれない」
と、必要以上に傷つかなくなりました。
その代わりに、
「じゃあ、夫に伝わる伝え方って、どんな言葉だろう?」
と考えられるようになったのです。
「どうかな?」と聞くより、「予定はどう?」と聞く
例えば、家族でどこかに出かける予定を立てるとき。
以前の私は、
「〇〇に行ってみたいんだけど、どうかな?」
と、夫の考えを聞くように伝えていました。
でも、今の私は、
「次の週末、〇〇に行きたいんだけど、予定はどう?」
と聞くようになりました。
実は、私にとっては、どちらの言い方でも構いません。
「〇〇に行ってみたいんだけど、どうかな?」
と聞かれてもいい。
「〇〇に行きたいんだけど、予定はどう?」
と聞かれてもいい。
なんなら、
「〇〇に行くことにしたよ!」
と、先に予定を決められても、自分のスケジュールが合えば、
「いいよ、ついていくよ」
というタイプです。
でも、夫にとっては違いました。
夫の場合は、
「どうかな?」
と自分の考えを求められるより、
「その日は予定が空いている?」
と、まず物理的な予定を確認される方が、答えやすかったのです。
もちろん、
「次の週末、〇〇に行きたいんだけど、予定はどう?」
という伝え方が正解というわけではありません。
人によっては、
「自分が行きたい場所を決めて、そこにみんなが合わせてくれる方が楽」
という人もいるでしょう。
また、
「予定を細かく決めるより、その日の気分や雰囲気で決めたい」
という人もいると思います。
つまり、同じ「どこかに行こう」という話でも、
一緒に考えたい人
予定が合うかだけ確認したい人
自分で決めたい人
その場の流れや雰囲気で決めたい人
それぞれ、心地よいコミュニケーションは違います。
夫婦のコミュニケーションに「正解」はない
素直にいうと、私は夫婦のコミュニケーションに、
「これが正解」
というものはないと思っています。
大切なのは、
「私はこう伝えるのが普通」
「私はこう受け取るのが普通」
と、自分の「普通」だけを基準にしないこと。
そして、
「この人には、どんな伝え方が届きやすいんだろう?」
と、相手を知ろうとすることなのかもしれません。
でも、自分一人で考えていると、自分にとって自然な伝え方が「普通」だと思っているので、自分と相手の違いには、なかなか気づけないものです。
私自身も、コーチングを学び、自分のコミュニケーションの癖と、夫のコミュニケーションの癖を知ったことで、
「夫が冷たいから伝わらない」
「私の伝え方が悪い」
そんな二つの見方だけではないことに気づきました。
ただ、
「私と夫では、伝わりやすい形が違ったんだ」
それだけだったのかもしれません。
そう思えるようになったことで、夫の言葉に必要以上に傷つくことが減り、
「じゃあ、夫にはどう伝えたら伝わりやすいんだろう?」
と、考えられるようになりました。
相手に合わせることは、自分を変えることではない
ここで大切なのは、
「相手に合わせて、自分を変えなければいけない」
ということではありません。
もちろん、私は今でも、私らしい伝え方をします。
ただ、
「私にとって自然な伝え方が、夫にとっても自然とは限らない」
と知っている。
だからこそ、
「今は、どんな伝え方を選んだらいいかな」
と、選択肢を持てるようになったのです。
私は、コミュニケーションには、
「正しい伝え方」があるのではなく、
「その人に伝わりやすい伝え方」があるのだと思っています。
そして、その違いに気づけるようになると、
「どうして分かってくれないの?」
という気持ちが、
「どうしたら、この人には伝わるんだろう?」
という問いに変わることがあります。
実際、この小さな変化が、私にとってはとても大きなものでした。
「なんで分かってくれないの?」が軽くなった
実は以前、パートナーシップコーチングを受けてくださった方から、こんなメッセージをいただきました。

「以前、明日香コーチから、パートナーシップコーチングを受講させていただいて、夫にたいしての『なんでわかってくれないの?』が軽くなったのを覚えています❤」
この言葉をいただいて、私はとても嬉しかったです。
夫婦関係が変わるというと、
「夫が優しくなった」
「ケンカがなくなった」
そんな変化を思い浮かべるかもしれません。
でも、私はそれだけではないと思っています。
「なんで分かってくれないの?」
と相手に向いていた気持ちが、
「この人は、どういうふうに受け取るんだろう?」
「私とは、何が違うんだろう?」
と、少しずつ変わっていく。
その変化もまた、夫婦関係が育っていく一つの形なのだと思います。
まずは「自分を知ること」から
そもそも、私がコーチングを通して大切にしているのは、
「相手を変えること」
ではありません。
まず、自分自身を知ること。
そして、自分と相手との違いを知ること。
その先に、相手との信頼関係を築いていくこと。
これは、夫婦関係に限ったことではありません。
子どもとの関係も。
友人との関係も。
職場での人間関係も。
人と人との信頼関係を築くためには、まず自分自身を知ることが大切なのだと思っています。
私自身も、コーチングを学ぶ中で、
「私は、どうしてこう感じるんだろう」「私は、本当はどうしたいんだろう」「この人と私は、何が違うんだろう」
そんなふうに、自分自身と向き合う時間を重ねてきました。
そして、自分を知ることで、
「自分はこういう人間なんだ」
と、自分自身への理解も深まっていきました。
その積み重ねが、少しずつ、
「自分を信じること」
そして、
「人を信じること」
につながっていったのだと思います。
自分を知ることが、夫婦関係を変えるきっかけになる
実際、私自身がコーチングを学び、今も学び続けているのが、TCS(トラストコーチングスクール)です。
TCSで大切にしているのは、
自分自身をより深く知ること。
自分との信頼関係を築くこと。
そして、そこから他者との信頼関係を育てていくこと。
私は、この「自分を知ること」と「信頼関係を築くこと」が、夫婦関係を見つめ直す上でも大切な土台になると感じています。
実際に私自身も、自分のコミュニケーションの癖や、夫との違いを知ったことで、
「なんで分かってくれないの?」
という気持ちが、
「私と夫は、何が違うんだろう?」
「夫には、どう伝えたら伝わりやすいんだろう?」
という問いに変わっていきました。
その経験をもとに、私は現在、夫婦関係に悩んでいる方に向けて、TCSで学んだことをベースにした「夫婦関係改善コーチング講座(TCS)」をお届けしています。
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私がパートナーシップコーチになった理由や、これまでの歩みをプロフィール記事にまとめています。

